- DXへの取り組み
まるか食品 DX戦略2023
1.DXに関するトップメッセージ
【DXに取り組む背景】
現代のデジタル技術は急速に進歩しており、安価で使い易いツールも多く出回るようになってきました。
当社が新規に開拓したおつまみとスナックが融合した「おつまみスナック」の分野においても、原材料やエネルギー、輸送料の高騰等の影響を大きく受けています。また、食品ロス削減や脱炭素への取り組み等の社会的な要請も強くなっています。
そのため、社内業務も積極的にデジタル技術を使い、アナログからデジタルに移行し、非効率になっていた部分を改善し、取引先や消費者が満足できる生産性向上や地球環境にやさしい生産の仕組みを構築したいと思っております。
【社長が目指すビジネスモデル】
現在の私たちのお客様はBtoBが中心ですが、コロナ禍の中で「宅飲み」というライフスタイルが定着したこともあり、 BtoC向けも視野にいれてお客様のニーズをデータで把握したうえで、お客さまの生活に、幸せな”ワォ!!”を提供し喜んでいただける商品開発が必須だと考えています。
デジタル技術やデータを活用することで、社内外を問わず、より効率的で効果的なビジネスを実現し、顧客の満足度を高く維持できる企業を目指していきます。
2.経営理念・経営ビジョン
【経営理念】
私たちは、全従業員の物心両面の幸福を追求するとともに、地域・社会の進歩発展に貢献します
【経営ビジョン】
私たちは、デジタル技術の進歩が著しい現代において、最新デジタル技術やデータの活用を通して社内効率化を図り、顧客拡大と顧客満足度向上に努めてまいります。
また、個人のライフスタイルが多岐に及ぶ時代に合わせて、瀬戸内の資源を生かした「おつまみスナック」を中心に、お客様一人一人に食䛾ライフスタイルの提案ができる「おつまみスナックのワードローブ」と呼ばれるような企業になります。
社内外共にデジタル化による変革を進め、3年後には「おつまみスナック」業界で広島県でNO.1、5年後には全国でNO.1となるような、瀬戸内の素材、風土、空気を活用し瀬戸内を代表する商品・会社づくりに尽力いたします。
※衣装箱を示すワードローブが人の幸せをもたらすように、「おつまみスナックのワードローブ」は、その人の食の好みがつまった何通りもの組み合わせが可能な幸せの箱を示します。お客様の好みをデータで把握し、一人ひとりのその日の気分や場面に合わせた食の組合せの提供を行います。
3.DX戦略(DXステップ)
経営ビジョン達成のために、DX推進委員会を中心に、顧客への幅広いライフスタイルの提案の実現のためにデジタル技術の活用に努め、下記のようなステップでデジタル化やデータ活用、社内変革を推進しデジタル技術の導入に売上の0.5%を投資していきます。
3.DX戦略
経営ビジョン達成のために、以下のDX戦略に取り組みます。
4.体制・人材育成
社長を委員長としたDX推進委員会を設置し、DX実務執行総括責任者(川原社長)が中心となり月に
一度の話し合いを通してDXを推進します。また、各部署に横展開し、デジタル技術を使い顧客満足
度を向上し、DX人材育成を実施します。
5.デジタル技術、環境整備
当社の、DX推進のために下記表のデジタル技術の導入や環境整備に取り組みます。
既存システムについては定期的に取り組み内容を見直し、新規システムの導入を図ります。
6.数値目標(KPI)
DX戦略の達成状況を測る指標として下記を定めます。実行計画を立案したうえで、取り組みを行
い、各部署ごとに目標値の達成状況を月1度評価を行いながら目標達成できるようPDCAサイク
ルを回していきます。