- DXへの取り組み
まるか食品 DX戦略2025
1.DXに関するトップメッセージ
【DXに取り組む背景】
現代のデジタル技術は急速に進歩し、特に⽣成AIの技術は⾶躍的な進化を遂げています。
⼀⽅で、当社を取り巻く環境は、⻑引く原材料価格やエネルギー、輸送費の⾼騰に加え、深刻化する⼈⼿不⾜、主要原料である⽔産物の不漁など、厳しさを増しています。
また、⾷品ロス削減や脱炭素への取り組みといった社会的な要請も⼀層強まっています。
このような変化に対応し、持続的な成⻑を遂げるため、私たちは社内業務へ積極的にデジタル技術を導⼊します。
アナログな業務プロセスをデジタルに移⾏し、⾮効率な部分を抜本的に改善することで、⽣産性
の向上と地球環境に配慮した⽣産体制を構築します。
これにより、お取引先様やお客様にご満⾜いただける価値を提供し続けてまいります。
【社長が目指すビジネスモデル】
現在の私たちのお客様はBtoBが中⼼ですが、コロナ禍の中で「宅飲み」というライフスタイルが定着し
たこともあり、 BtoC向けも視野にいれてお客様のニーズをデータで把握したうえで、お客さまの⽣活
に、幸せな”ワォ!!”を提供し喜んでいただける商品開発が必須だと考えています。
デジタル技術やデータを活⽤することで、社内外を問わず、より効率的で効果的なビジネスを実現し、顧客の満⾜度を⾼く維持できる企業を⽬指していきます。
2.経営理念・経営ビジョン
【経営理念】
私たちは、全従業員の物心両面の幸福を追求するとともに、地域・社会の進歩発展に貢献します
【経営ビジョン】
私たちは、デジタル技術の進歩が著しい現代において、最新デジタル技術やデータの活⽤を通して社内効率化を図り、顧客拡⼤と顧客満⾜度向上に努めてまいります。
また、個⼈のライフスタイルが多岐に及ぶ時代に合わせて、瀬⼾内の資源を⽣かした「おつまみスナッ
ク」を中⼼に、お客様⼀⼈⼀⼈に⾷のライフスタイルの提案ができる「おつまみスナックのワードロー
ブ」と呼ばれるような企業になります。
社内外共にデジタル化による変⾰を進め、3年後には「おつまみスナック」業界で広島県でNO.1、5年後には全国でNO.1となるような、瀬⼾内の素材、⾵⼟、空気を活⽤し瀬⼾内を代表する商品‧会社づくりに尽⼒いたします。
※⾐装箱を⽰すワードローブが⼈の幸せをもたらすように、「おつまみスナックのワードローブ」は、その⼈の⾷の好みがつまった何通りもの組み合わせが可能な幸せの箱を⽰します。お客様の好みをデータで把握し、⼀⼈ひとりのその⽇の気分や場⾯に合わせた⾷の組合せの提供を⾏います。
3.DX戦略(社内DX戦略)
経営ビジョン達成のために、以下のDX戦略に取り組みます。

4.体制・人材育成
社⻑を委員⻑としたDX推進委員会を設置し、DX実務執⾏総括責任者(川原社⻑)が中⼼となり⽉に⼀度
の話し合いを通してDXを推進します。また、各部署に横展開し、デジタル技術を使い顧客満⾜度を向上
し、DX⼈材育成を実施します。
基本的なDX⼈材育成の⽅針は、ITパスポートの試験合格者を⻑期的に10名、社内勉強会を定期的に⾏い業務に関わるデジタル技術の向上を⽬指します。

5.デジタル技術、環境整備
当社は、DX推進のために毎年売上の0.5%を投資し、以下の既存システムの⾒直しや新規システムの
検討により、デジタル技術の導⼊や環境整備に努めます。

6.数値目標(KPI)
DX戦略の達成状況を測る指標として下記を定めます。
実⾏計画を⽴案したうえで、取り組みを⾏い、各部署ごとに⽬標値の達成状況を⽉1度評価を⾏いながら⽬標達成できるようPDCAサイクルを回していきます。
